わからせる!

平和な一日……だった……?

冒頭に書くネタがないのは珍しい。

 

わからせる話。

物事を人に理解してもらうために一番効果的なのは「自分からわからせる事」だと思う。

 

具体的な方法を色々と挙げてみようか。

 

たとえば、論理の帰結を言うのをあえて遅らせて相手に考える時間を与える方法がある。

A→Bで、B→Cであることだけ言って相手のほうから「あ、じゃあA→Cなのね。」と思わせたところでこちらからそう言うと相手に満足感と強めの印象を与えられる。

 

次に質問する方法。

相手の考えが矛盾していると伝えたい場合は質問から矛盾した回答へ誘導するのが良い。

2つの質問を投げてその2つの答えが矛盾していると指摘すれば(最後の矛盾が明らかならば、だが)相手は納得せざるを得ない。

弱点は「それとこれとは話が別だろ!」だけどな。

 

最後に実感させる方法。

前回の記事のラストみたいなものだ。

「質問に当然、と答えてはいけない」「なんで?」「そんなの当然のことでしょ?……と言われて納得できますか?」てな具合に実際にその行為が与える影響を実感させると理解を得やすい。

 

どれだけ正しいことを主張しようと主張の仕方が悪いと伝わらないのが世の常。

相手が頭が悪くても頭が固くてもちゃんと考えを理解してもらえるように努力をすべきだと思う。

話術ってのは口先だけで相手を騙す技術じゃないんだよ。

 

もちろん裏を返せば話術次第で正しくないことも通せるけどね……。